まるで銀幕の中へ迷い込んだような街・倉吉。
そこは、時間がゆっくりと呼吸する街。
自転車と散策で巡る、大人のための
シネマティック・タイムスリップ体験。
ペダルを回せば、
風景が映画になる。
昭和の面影と、
白壁の情景が重なる街、倉吉。
古き良き路地、打吹山、
そして旧国鉄倉吉線の廃線跡——。
そこには今も、日常とは違う
“物語の空気”が漂っています。
「倉吉レトロベロ」は、
速さを競わない
シネマティック・ライド。
ペダルを漕ぐたび、
忘れていた時間がそっとほどけ、
目の前の景色は、まるで
映画のワンシーンのように揺らぎます。
さあ、時を超える旅へ。
“あの日”のあなたが、
どこかで待っているかもしれません。
物語の始まりは、静寂に包まれた湯の里「関金」。
カチンコが鳴るようにペダルを踏み込めば、日常のノイズがフェードアウトしていく。
まずは心を整える、静かなプロローグから。
関金の田園から、天神川の風に乗って北へ。
「現代」の倉吉駅に一度タッチして折り返す。
そこから先は、時代が移ろうグラデーションを感じながら、舞台は物語の核心へ。
自転車を降りて、五感で味わう。
「食べ歩き」こそが、最高の補給食。
玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群と赤瓦の街並み。
シューズの音を響かせて、ふと路地裏へ。
「グルメチケット」を片手に美食を巡れば、
まるで映画の主人公になったような、特別な時間が流れ出します。
満たされたお腹と心で、再び関金へ。
フィニッシュ後は、名湯「関金温泉」が待っています。
心地よい疲労感を、温かい湯が解きほぐす。
「また、この景色に会いに来よう」
そう思える旅が、ここで完結します。
本編(サイクリング)の前日に開催される、特別なエクスカーション。
1985年に廃線となった旧国鉄倉吉線。
今も残るレールと、それを覆う幻想的な竹林。
「日本一美しい廃線跡」と呼ばれる場所を、専門ガイドと共に歩きます。
※希望者のみの別枠開催(ウォーキングツアー)となります。
「街と山を結び、人々の営みを運んだ鉄路」
旧国鉄倉吉線は、かつて山陰本線の上井駅(現・倉吉駅)から、関金町の山守駅までを結んでいた全長約20kmの鉄道路線です。
明治45年(1912年)に開業し、長きにわたり地域住民の足として、また木材などの物資輸送の要として活躍しました。
モータリゼーションの普及に伴い、昭和60年(1985年)3月31日、惜しまれつつその歴史に幕を下ろしましたが、廃線から40年が経過した現在でも、レール、ホーム跡、トンネルなどが当時の姿を色濃く残しています。
特に泰久寺(たいきゅうじ)駅跡周辺の「竹林が覆う廃線跡」は、その幻想的な美しさから、全国の廃線ファンや写真愛好家を魅了し続けています。
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※ 申込締切:2026年3月8日まで
※定員に達し次第、受付を終了いたします